過去
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「戦乱以後、友人や親族の中に敵の刃に掛かって死んだ人や病死した人がとても多い。……平和だった頃によく若者と大人が一カ所に集まって仲良く遊び、酒に酔って騒いだりしたものだが、もはや二度とあのような日々は訪れまい。そう思うたびに、どれほど悲しく、切なくなることか。」『瑣尾錄』1593年11月15日
ここに420年余り前の朝鮮時代の一...
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先史遺物の中で、最も我々の目を引く美しき土器があります。それは、紅陶と彩陶であります。
赤く光る表面と独特の茄子の形をした文様、多様で洒落た形態は我らの耳目を集中させるに足ります。
先史の人びとはこのような洒落た土器をなぜ、どのように作り、どこに使用したのでしょうか。
今回の展示はその質問の答えを探る過程であります。...
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国立晋州博物館は「お釈迦の誕生日」を記念してテーマ展『手の中の仏』を開催します。
展示された仏像は1984年、陜川の霊岩寺跡を発掘調査していたところ、
寺の本堂である金堂跡の裏手に積まれていた瓦の山の中から発見されました。
この仏は統一新羅時代に製作された小型の金銅仏です。
小型の仏像は主に個人の願いを祈る仏(願仏)として製...
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以前は現在の日本の九州北部にある佐賀県と長崎県一帯にあたる地名です。肥前は壬辰倭乱(文禄の役)の際、日本が朝鮮侵略の出兵基地として建てた名護屋城があり、壬辰倭乱に参戦して朝鮮の匠人を最も多く捕虜として連れていった日本軍の将帥、鍋島家門の領地でもあります。また、日本磁器の発祥地でもあり、陶磁器の生産地としてヨーロッパまで知られるほど...